ホホバオイルは赤ちゃんの保湿や疾患ケア、おむつかぶれやマッサージオイルとして安全に使うことができますが、どのホホバオイルがいいか迷われるかもしれません。
特に安くて人気がある「無印のホホバオイルを赤ちゃんに使っても大丈夫なのか?」こんな疑問があるかもしれませんが、実際に無印を使っている人も多いので特に問題ないと言えます↓
ベビーマッサージ教室で無印のホホバオイルを使用したので、赤ちゃんのマッサージの際に使ってます。2ヶ月から使い始めて、3ヶ月たちましたが異常ありません。
出典:ヤフー知恵袋
ただし、無印良品のホホバオイルは品質がイマイチですので、オーガニック認定されているホホバオイルの方が安心です。
「オーガニック認定されたホホバオイル」とは、土地やホホバの木が汚染されていないかを調べたり、製品が安全なのか外部のオーガニック調査機関が認めたホホバオイルになります。
※オーガニック機関によって調査項目はことなる
つまり無印良品のホホバオイルは、化学肥料が使われた土地でホホバが育てられている可能性もあるため、それが心配でしたら赤ちゃんには使わない方がいいでしょう。
ちなみに無印良品(メーカー)にホホバを栽培している土地について質問したところ「あいにく無農薬や有機肥料の栽培ではございません」という回答をもらいました。
「じゃあ赤ちゃんに使うならどのホホバオイルがいいの?」という人に、今1番おすすめできるのが「ナチュラルオーケストラ」というメーカーのホホバオイルになります。
安全性を重視したホホバオイルは他にもあるのですが、大体が1つのオーガニック調査機関にしか認定されていません。
しかし「ナチュラルオーケストラ」は4つの機関からオーガニック認定されており、ここまで安全性に配慮したホホバオイルは他にないです。
オーガニック調査をしてもらう費用がかかるのでその分ホホバオイルの値段も高めですが、安全性にこだわった製品を選ぶなら「ナチュラルオーケストラ」がおすすめです↓
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
では、ここから赤ちゃんに使うホホバオイルの選び方や使用方法、おすすめホホバオイルの詳しい内容をご説明いたします。
なんで赤ちゃんにホホバオイルがおすすめなのか?についても書いたのでご覧ください。
目次
なぜ赤ちゃんにホホバオイルがいいのか?
ホホバオイルがなぜ赤ちゃんにおすすめなのかと言うと、安全性が高く皮脂に近い成分なので浸透性がとても良いからです。
ホホバオイルはオイルの中でも世界一安全と言われており、人工心臓の潤滑油や医療機関が消毒液から手を保護するために使われたりしています。
酸化しにくいオリーブオイルよりも約4倍ホホバオイルは酸化しないと言われているので、製品の劣化についても心配することはありません。
主成分は「ワックスエステル」という皮脂に近い成分なので、肌馴染みがよくオイルなのにベタベタしないのも特徴の1つ。
海外大学の研究によると「ホホバオイルは皮膚に悪影響をもたらす5つのバクテリアを殺菌する能力がある・アトピーの予防・改善に役立」というデータも発表されているので、肌トラブルの改善にも役立ちます。
ベビーオイルとホホバオイルの違い
ベビーオイルとは「ミネラルオイル」と言われ、石油を精製して作られているオイルです。
「石油だから危険なのでは?」と思うかもしれませんが、しっかり精製されているので赤ちゃんに使っても問題ありません。
ベビーオイルがホホバオイルと大きく違う点は主に浸透性で、ベビーオイルは肌の上に油分をコーティングして乾燥を防ぎますが、ホホバオイルは肌に浸透しながら保湿を行います。
なのでベビーオイルだと毛穴を塞ぎ皮脂や汗の分泌を妨げる可能性があり、赤ちゃんによっては肌荒れを起こすこともあります。
赤ちゃんに使うホホバオイルの選び方
赤ちゃんにホホバオイルを使うなら、未精製のゴールデンホホバオイルでオーガニック認定されている物が1番安心です。
では、未精製とは何なのか?オーガニック認定とはどういったことなのかについてご説明します。
「未精製と精製」どちらが赤ちゃんに良いのか?
ホホバオイルには精製品と未精製品がありますが、グレードが高いのは未精製品です。
では、それぞれの違いを説明しますのでご覧ください↓
精製されたホホバオイルで有名なのが無印良品の物で、お値段が安く手に入りやすいことから人気があります。
精製ホホバオイルの特徴は
- 無色透明で香りがない
- 保湿のみの効果しかない
未精製品であればお肌の新陳代謝を促す栄養も含まれていますが、精製されたホホバオイルは保湿のみの効果しかありません。
また、化学薬品を使って精製していたり、オーガニック認定されていないホホバオイルが多いです。
ちなみに無印良品のホホバオイルは分子蒸留にて精製しているので化学薬品は使われていません。ただし、無農薬や有機肥料の栽培ではないので、オーガニックとは言えないホホバオイルです。
赤ちゃんに付けても全然大丈夫という人もいますが、ホホバオイルの中だと安全性はイマイチとなります。
未精製のホホバオイルは昔ながらの方法で抽出しているので、天然の栄養を豊富に含んでいるのが特徴です。
- 黄金色をしており若干香りがある
- ビタミンなどの栄養が含まれてる
未精製のホホバオイルですとオーガニック機関に調査を依頼し、安全性の検査をしてもらっている物が多くあります。
ホホバに含まれるビタミン群がお肌の新陳代謝(ターンオーバ)を促進するサポートをしてくれるので、肌トラブルに使うのなら未精製のホホバオイルの方がおすすめです。
また、黄金色をしていることから「ゴールデンホホバオイル」とも呼ばれています。
精製されたホホバオイル(無色透明)よりも未精製のホホバオイル(黄金色)の方が、全てにおいてグレードが上ですので、赤ちゃんに使うのなら未精製ホホバオイルの方が安心です。
安全性重視ならオーガニック認定されたホホバオイルが良い
世界各地にはオーガニックなのか認定する機関が多数あり、調査機関が定めた項目をクリアすることで「オーガニック認定の証」がもらえます。
ホホバオイルは天然のホホバの実から抽出されているので、本当に安全なのか測るならオーガニック検査されている物の方が信用できます。
例えば「USDA Organic」はアメリカのオーガニック認証団体ですが、このような基準を設け製品を調査しています↓
- 3年以上農薬・化学肥料を使っていない耕地で栽培されたオーガニック原料を使っていること
- 100%有機栽培で育てられた原料を使っていること
- 水分と塩分を除き、重量ベースで95%以上がオーガニック原料を使っていること
オーガニック認証団体によって調査項目がことなりますが、安全性を重視したメーカーなら必ず「オーガニック認定」されています。
赤ちゃんのために安全性重視でホホバオイルを選ぶのでしたら「オーガニック認定」されている物を選んでください。
赤ちゃんにおすすめのゴールデンホホバオイル
赤ちゃんにホホバオイルを使うのなら未精製のゴールデンホホバオイルがおすすめなので、オーガニック認定されている人気商品を紹介します。
おすすめ①「ナチュラルオーケストラ」
ナチュラルオーケストラは4つの国際的なオーガニック機関に認定されており、製品の安全性はとても高く品質も最高級に仕上がっているのが特徴です。
下記の機関にオーガニック認定されています。
- フランス【ECOCERT】
- ヨーロッパ全体で統一【COSMOS】
- アメリカ【USDA】
- オーストラリア【ACO】
「赤ちゃんのために1番いい物を選びたい」という人が購入しており、子供だけでなく大人にも人気の高いホホバオイルです。
とにかく安全性が最優先というなら、4つのオーガニック機関に認定されているこちらのホホバオイルがおすすめできます。
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
おすすめ②「インカオイル」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1385″]インカオイル社のホホバオイルも有名で、安全な製品を使いたい人におすすめなブランドです。
オーガニックホホバオイルにこだわりを持つ会社で、1つのオーガニック検査機関から認定されています。
- 国際的オーガニック認定機関(OIA)に認定
120mlサイズが2800円前後、60mlサイズが2300円前後で購入できます。
おすすめ③「スパヒノキ」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1387″]オイルブランドとして東京に店も構える「スパヒノキ」は、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇るエコサートに認定されています。
- フランス【ECOCERT】
知名度はそこまで高くないですが、アマゾンでの評価が高いホホバオイルです。100mlサイズが2000円で購入できます。
赤ちゃんにホホバオイルを使う方法
様々な使い方があるホホバオイルですが、赤ちゃんにはこのような使い方ができます↓
- ベビーマッサージとして使う
- 乳児疾患や乾燥のケアに
- アトピーの予防やケアとして
- おむつかぶれのケアに使う
まず基本的な使い方としてはお風呂上り、おむつを換える際、食事した後の顔など、肌の皮脂が取り除かれる時に使用します。
あとは「乾燥してるな」と思ったらその都度つけても構いません。しっかり保湿し、赤ちゃんの肌を守ってあげて下さい。
早いうちから保湿を行うと「アトピーになる可能性が3割も減らせる」という論文も出ているので、しっかりケアしていきましょう。
【使い方】
お風呂上りについてはタオルで軽く拭いたあとにつけますが、この時にしっかり拭かず少し水けを残すのがポイント。水分があった方がホホバオイルがよく伸びるので、体全体につけやすいです。
アトピーや乳児疾患などの対策としてホホバオイルを使うこともできますが、お医者さんの意見も聞いてから使うことをおすすめします。あまりにも症状がひどいとホホバオイルだけでは治療できないので、医師と相談しながら決めてみてください。
ホホバオイルを使う量はどれくらい?
赤ちゃんにホホバオイルを使う量は、お風呂上りなら100円玉くらいの量があれば体全体につけられるかと思います。
少ないようなら多めにし乾燥具合を見て調整して下さい。
沢山付けたからといってベタベタになることはないですが、あまりつけ過ぎるのも良いとは言えないので、適量を見極めて使うようにしましょう。
ホホバオイルを赤ちゃんが舐めても平気?
赤ちゃんがホホバオイルを舐めてしまっても大丈夫です。
手に付いたホホバオイルを舐めてしまったり、授乳後のケアに乳首に塗ったホホバオイルを舐めるくらいなら全然問題ありません。
ただ、ホホバオイルを多量に舐めてしまうとお腹を壊すので、誤って飲んでしまう事がないよう置き場所に注意しましょう。
ホホバオイルは体内で吸収できない油ですので、たくさん舐めてしまうとお腹を壊しウンチと一緒に排出されます。
体についたホホバオイルを舐めるくらいなら問題ないので安心してください。
化学薬品で精製を行い、未精製品とごまかすため色づけをしている悪質なホホバオイルを舐めると健康上に悪いかもしれません。
あまりにも安すぎたり、よく知らないホホバオイルはできるだけ避け、「オーガニック認定」されたホホバオイルを選んでおいた方が安心です。
ちなみに無印良品のホホバオイルでしたら赤ちゃんが舐めても大丈夫だと思われます。使われている人も多く、健康被害の報告も口コミでは見当たりません。
ホホバオイルを塗るとぶつぶつや疾患が出ることもある
オイルのデトックス効果(毒素排出作用)により、一時的に赤くなったりブツブツ(疾患)ができる場合があります。
大体2~3日すると自然に治るので心配いりませんが、赤ちゃんの機嫌が悪く症状が酷いようならかかりつけの病院で診てもらってください。
疾患が出ても痒みや痛みもなく元気そうなら、落ち着いた頃に塗り始めて大丈夫です。
赤ちゃんにホホバオイルを使う場合はパッチテストを行うこと
初めて使う場合、まず肌の一部にホホバオイルをつけ1時間ほど皮膚の様子を確認してください。
皮膚に異常が出たらその日は使わず、また別の日にパッチテストを行い大丈夫用なら使用しましょう。
まとめ
天然オイルの中でもホホバオイルは安全性が特に高いオイルですので、赤ちゃんの肌ケアにはピッタリなアイテムです。
安くて人気がある無印良品のホホバオイルもいいですが、できるなら未精製のゴールデンホホバオイルでオーガニック認定された物の方が質や安全性が高いので安心です。
「とにかく安全性にこだわったホホバオイルが欲しい」という人は、文中でも紹介した「ナチュラルオーケストラ」を試してみてください↓
4つのオーガニック機関に認定されているので、他のホホバオイルより質や安全性が高いのが特徴!安全性を最優先にする人におすすめです。
34mlで2,778円(税別)
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