ネイルオイルは爪の根元部分にある甘皮を保湿して乾燥を防ぐ爪用化粧品ですが、市販のネイルオイルが肌に合わない人はホホバオイルで代用するのがおすすめです。
天然由来のホホバオイルはネイルオイルの成分に使われることも多く、保湿力・安全性・爪の成長を手助けするのに優れています。
では、なぜホホバオイルがそこまで優れているのか?
この記事では、ホホバオイルの魅力や効果、ネイルオイルの代わりに使いたい「おすすめなホホバオイル」をご紹介いたします。
ホホバオイルと言っても種類があるので、爪の保湿に選ぶ際はいくつかポイントを抑えなければなりません。ホホバオイルの選び方なども説明しているので、そちらも参考にしてみてください。
目次
ネイルオイルの代用にホホバオイルが効果的な理由
ホホバオイルがネイルオイルの代わりに効果的なのは、以下3つの理由があるからです↓
- 爪を保湿する効果が高い
- 爪を育てる栄養が豊富
- 安全性がとにかく高い
では、ホホバオイルがどのような天然オイルなのかについて説明するのでご覧ください。
①爪を保湿する効果が高い
ホホバオイルは天然オイルの中でも保湿力が高いことで有名です。皮脂に近い構造なので角質層まで浸透し、スッと肌に吸収されるのでビックリするほどサラッとしています。
よくハンドクリームで爪の保湿はできないのか?という質問をみますが、クリームよりもホホバオイルの方が粒子が小さく、皮膚に浸透しやすくなっています。
ホホバオイルならハンドクリームでは行き届かない爪の根元まで集中的にケアできるので、ささくれやひび割れ・二枚爪の防止にも役立ちます。
ホホバオイルの主成分はほとんどが皮脂の構造に近いワックスエステルという成分です。肌馴染みがよく内部までしっかり潤うので、乾燥肌やアトピーなどの保湿にも使われています。
②爪を育てる栄養が豊富
天然のホホバオイルにはビタミンやミネラルなどの栄養が含まれており、この成分が爪の成長を促すサポートをしてくれます。
爪元の新陳代謝が悪いとトラブルが起きやすくなりますが、ホホバに含まれるビタミンやミネラルでサポートすることで正常な状態へと導きます。
ホホバオイルには精製品と未精製品がありますが、爪に栄養を与える成分が含まれているのは「未精製」の方になります。
見分け方は簡単で黄金色をしているのが未精製ホホバオイルになります。
一方、精製ホホバオイルは無色透明です。精製する過程で熱を使うので、ホホバの栄養が失われており保湿のみの効果しかありません。
爪の保湿だけでなく成長も促すのでしたら未精製のホホバオイル(黄金色)を選びましょう。
③安全性がとにかく高い
ホホバオイルは世界一安全なオイルとも言われており、人工心臓の潤滑油や消毒液から肌を保護するなど医療機関でも使われています。
赤ちゃんのベビーマッサージオイルとしても使えるくらい低刺激なので、ネイルオイルが合わない肌の弱い人でも安心です。
爪の保湿に使うホホバオイルの選び方
ホホバオイルの効果について説明しましたが、爪の保湿に選ぶなら以下2つの条件の物がおすすめです↓
- 栄養成分が含まれている未精製のホホバオイル
- オーガニック機関に認定されている
では、その詳細について説明いたします。
爪の保湿には未精製のオーガニック認定オイルがおすすめ
先ほども説明しましたがホホバオイルには精製と未精製があり、爪の成長を促す成分が含まれているのは「未精製のホホバオイル」になります。
未精製のホホバオイルは新陳代謝を整える働きに期待できますが、精製ホホバオイルは保湿しかサポートしてくれないので爪のケアには向いていません。
そしてオーガニック機関に認定されているホホバオイルなら安全性と品質が高いので、肌の弱い人でも安心して使うことができます。
オーガニック未認定のホホバオイルだと農薬や薬品を使っている可能性があるため、より安全なホホバオイルを選ぶのでしたらオーガニック機関に認定されているホホバオイルを選んでください。
では、未精製でオーガニック機関に認定されている有名なホホバオイルをいくつか紹介しておきます。
おすすめ①「ナチュラルオーケストラ」
ナチュラルオーケストラは4つの国際的なオーガニック機関に認定されているので、製品の安全性はとても高く品質も最高級に仕上がっています。
下記の機関にオーガニック認定済↓
- フランス【ECOCERT】
- ヨーロッパ全体で統一【COSMOS】
- アメリカ【USDA】
- オーストラリア【ACO】
ナチュラルオーケストラは利用者の評価が高くSNSやアットコスメでも人気があります。
4つのオーガニック機関に認定されているというのは珍しく、他のホホバオイルだと1つの機関に認定されていればいい方です。
とにかく安全性にこだわって作られているので、1番良いホホバオイルを使いたいならナチュラルオーケストラがおすすめです。
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
おすすめ②「インカオイル」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1385″]インカオイル社のホホバオイルも有名で、安全な製品を使いたい人におすすめなブランドです。
オーガニックにこだわりを持つ会社で、ホホバの実は全て手摘み、収穫する袋もオーガニックの物しか使いません。
購入者の評価は5点満点中「4.5点」と高いですし、国際的オーガニック認定機関(OIA)にも認定されています。
インカオイル社のホホバオイルは「ゴールド」「ライト」「デオドライズド」の3つ種類がありますが、ホホバの栄養を豊富に含んでいるのは「ゴールド」となります。
60mlサイズが2300円前後で購入でき、コスパが良いのも特徴です。
おすすめ③「スパヒノキ」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1387″]美容コスメブランドとして東京に店も構える「スパヒノキ」は、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇るエコサートに認定されているホホバオイルです。
使いやすいプッシュボトル式で、ネットでの口コミ評価も高いです。
知名度はそこまで高くないですが100mlサイズが2000円で購入できるので、安さ重視ならスパヒノキのホホバオイルを選ぶといいでしょう。
無印のホホバオイルは爪の保湿に不向き
知名度が高く人気がある無印のホホバオイルですが、爪の保湿には向いていません。
その理由は2つあり、1つが精製品なので爪の成長を促す成分が含まれていないこと。もう1つがオーガニック認定されていないので、ホホバの栽培に農薬が使われているかもしれない点です。
口コミの評価が高く値段もお手軽なので購入する人は多いのですが、爪をしっかり保湿しケアするなら先ほど紹介した未精製のオーガニック認定されたホホバオイルの方がおすすめです。
ホホバオイルを爪に使うメリットとデメリット
ホホバオイルを爪に使うメリットとデメリットを挙げると以下となります↓
- 容器が爪用ではない
- ホホバ独特の香りがある
- ネイルオイルより安い
- 体全身のケアに使える
では、それぞれについて詳しく説明いたします。
デメリットについて
ホホバオイルの容器は数滴ずつ出るタイプかプッシュ式になっており、ネイルオイルのような「マニキュアタイプ」「ロールオンタイプ」「筆(ペン)タイプ」という容器はありません。
基本的には手で揉みこんで使う事になるので、ネイルオイルの容器に慣れている人だと最初は使いにくい場合があります。
もう1つのデメリットが未精製のホホバオイルは少し青臭い香りがするので、稀にニオイが合わないという人がいます。爪に馴染むと匂いも消えて気にならないですが、心配でしたらお好きなアロマを数滴混ぜて使うといいでしょう。
メリットについて
ネイルオイルだと1mlあたり100円~200円しますが、ホホバオイルなら最高級の物を使っても1mlあたり100円以下に抑えることができます。
先ほど紹介した最高品質のホホバオイル『ナチュラルオーケストラ』なら1mlあたり48円~なので、高いネイルオイルよりコスパが良いですし、天然のオーガニックオイルなので安全性についても心配いりません。
上質なホホバオイルなら髪の保湿やスキンケアとしても使えますし、ビタミンやミネラルが新陳代謝を促しシワやシミなどの防止にも役立ちます。
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
【使い方】ホホバオイルで爪を保湿する方法
基本的な爪の保湿ケアの方法
ホホバオイルを1滴ほど爪に垂らし、まずは爪の下側に丁寧に揉みこんでいきます。次に爪先、最後に爪の両側に馴染ませてください。爪先は乾燥で割れたり二枚爪になったりしやすい部分ですので、しっかり保湿しておきましょう。
ネイルを塗っている場合は爪の両側や爪の下側に丁寧に塗ってケアします。ホホバオイルを使う頻度に決まりはなく、手を洗った後や外出する前、お風呂上りや乾燥が気になった時につけてください。
継続して塗ることが大切なので、こまめなケアをしていきましょう。
爪のオイルパックのやり方
爪の乾燥や縦線が気になる時は爪のオイルパックがおすすめです。
やり方は簡単で爪にホホバオイルを塗ったらラップで包み10分放置するだけ。この時に蒸しタオルなどを使うと浸透性があがります。
お風呂上りや寝る前などにオイルパックしてみてください。
まとめ
爪の保湿や成長を促すオイルとしてホホバオイルは最適です。肌馴染みがよくサラッとしているのでベタつかないですし、赤ちゃんにも使えるくらい低刺激なのでネイルオイルが合わない人でも問題ありません。
しかも、品質が高い最高級のホホバオイルを使ってもネイルオイルよりお安いので、安くて保湿力があるオイルを探しているなら一度使ってみるといいでしょう。
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