ホホバオイルは肌の保湿だけでなく、髪のパサつき改善や健康的な髪を育てるサポートもしてくれます。
無印良品のホホバオイルでも髪の保湿はできますが、健やかな髪を育てる効果は少ないので、できればグレードの高いゴールデンホホバオイルの方がおすすめです。
では、無印のホホバオイルとゴールデンホホバオイルが髪にもたらす効果の違いとは何なのか?
その点もお話しながら、ホホバオイルを使ったヘアケアについてご説明いたします。
目次
ホホバオイルが髪にもたらす効果とは?
パサつきを改善し毛先までまとめてくれる
ホホバオイルはパサついた髪の保湿に向いています。ダメージを負った髪の毛はキューティクルが剥がれ、中の水分がどんどん蒸発してる状態です。
髪の水分が失われるとパサパサしたり・うるおいのない傷んだ髪の毛となってしまいますが、ホホバオイルでコーティングすることでその状態を抑えることができます。
「オイルを付けたら髪がベタベタにならない?」と思うかもしれませんが、ホホバオイルはサラッとした質感で普通のオイルに比べるとベタベタすることはありません。
ドライヤーや紫外線から髪を守る
ホホバオイルは熱に強い特性を持っているので、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守り乾燥を防いでくれます。
また、紫外線のダメージを防ぐ効果もあるため、外出前のヘアケアとして使うのもおすすめです。
※ただし紫外線を防ぐ効果が強いわけではないので、しっかり予防するなら紫外線対策専用の商品を使うか、帽子などで対策してください。
健やかな髪を育てる頭皮環境を良くする
髪の毛が生えている土台「頭皮」の環境を良くするのにもホホバオイルは最適です。
頭皮の毛穴つまりや乾燥などによるトラブルがあると健やかな髪が生えづらくなります。
そういった頭皮トラブルの改善にホホバオイルは向いており、美容サロンや頭皮の専門家などもホホバオイルによる頭皮ケアをしている所が多いです。
ゴールデンホホバオイルは未精製のためホホバに含まれるビタミンやミネラル・アミノ酸などが豊富に含まれており、それらの栄養が頭皮の新陳代謝を促してくれるのでトラブルの改善を早めてくれます。
無印のホホバオイルは精製されているので、ビタミンなどの成分は含まれていません。保湿のみの効果となります。
ホホバオイルのヘアケア術!上手な使い方を紹介!
お風呂上りにトリートメントとして使う
シャンプー用のトリートメントとは違い、ホホバオイルは洗い流さないトリートメントとして使います。
※シャンプー後に使うコンディショナーやトリートメントは使ってください。その後にホホバオイルを塗るのがおすすめです。
使い方は髪の毛をタオルドライした後、2滴~3滴を手に取り髪に馴染ませるだけです。これで髪の毛をコーティングできるので、ドライヤーなどの熱から髪を守ってくれますし、髪の保湿にもなります。
人によって髪の状態がことなるので、ホホバオイルをつける量は調整してみてください。ちなみに私の場合は、スキンケアに使ったホホバオイルの残りを髪に付けています。
スタイリング剤として使う
ホホバオイルは朝のヘアセットオイルとしても使えます。使い方はホホバオイルを少量手に取り髪に付けるだけですが、髪が濡れていないとベタつきやすいので、つける量は少なくしてください。(1滴程度)
それか、ホホバオイルと水を混ぜたスプレーを作っておくと便利ですよ↓
- ホホバオイル:小さじ1
- 水:50cc
作り方は簡単で混ぜるだけです。水を混ぜているので、直接ホホバオイルをつけるよりもベタっとしません。
※このホホバオイルスプレーにアロマを混ぜてもOKです。香りが好きなら数滴のアロマもプラスしてください。
ハリ・コシのある髪を育てる頭皮ケア
頭皮環境の改善にホホバオイルを使う方法は2つあります。
- 頭皮が乾燥してる場合:お風呂上りに頭皮を保湿する
- 毛穴つまりを解消したい場合:お風呂前のクレンジグ
頭皮の乾燥対策に使う場合
頭皮が乾燥しやすいのはお風呂上りですので、ホホバオイルを直接つけてケアしていきます。髪の毛をタオルドライした後、手の指にホホバオイルをつけ頭皮に揉みこんでください。
頭皮につける際、どうしても髪の毛についてしまうので、濡れ髪の状態で使用します。髪が濡れていないとベタ付いてしまうので、髪を乾かす前につけるのがポイントです。
頭皮にホホバオイルをつけたらドライヤーで乾かしていきます。頭皮が湿っていると雑菌が繁殖しやすいので、しっかり乾かしていきましょう。
頭皮の毛穴つまりをケアする使い方
お風呂に入る前にホホバオイルを使った頭皮クレンジグを行うと、毛穴に詰まった皮脂や汚れが浮き出やすくなります。
クレンジグのやり方は、まずホホバオイルをたっぷり頭皮に塗ります。蒸しタオルかシャワーキャップを被り湯船に15分ほどつかり、あとはシャンプーで洗い流すだけです。
頭皮を温めるのがポイントですので、湯船ではなくドライヤーで温めても構いません。
髪につけるおすすめのホホバオイルはどれ?
無印のホホバオイルを使ったヘアケアについて
無印良品のホホバオイルは精製されているので、ホホバに含まれるビタミンやミネラルなどの成分が含まれていません。保湿のみの効果しかないので、用途はせまくなります↓
- 髪の毛の保湿(パサつきなどの改善)
- スタイリング(朝のヘアセット)
無印良品のホホバオイルは値段が安く手軽に購入できるので、髪の保湿目的ならおすすめです。
ただ、頭皮環境の改善(乾燥や毛穴つまりの除去)には不向きとなります。
あとは、無印良品のホホバオイルはオーガニック認定されていないため、より安全性をも求める人にも向いていません。
オーガニック認定されたホホバオイルとは、外部の機関が商品や生産工場・ホホバを育てる土地の状態などを厳しくチェックし、それに合格した製品だけが「オーガニック認定ホホバオイル」として販売できます。
日本だとオーガニック成分が1%でも入っていれば「オーガニック」と名乗れてしまうため、本物のオーガニックホホバオイルを使いたいなら、次に紹介するブランドの物を購入してください。
ゴールデンホホバオイルのヘアケアについて
ゴールデンホホバオイルとは、未精製で抽出したホホバオイルのことを言います。オイルの色が黄金色をしていることから、この名前が付けられました。
未精製なのでホホバの栄養が豊富に含まれており、保湿だけでなく頭皮のトラブル対策にも向いています。
※ホホバに含まれるビタミンなどの栄養が新陳代謝を促進してくれるので、トラブルの早い回復が見込めます。
- 髪の毛の保湿(パサつきなどの改善)
- スタイリング(朝のヘアセット)
- 頭皮トラブルの改善
頭皮トラブルがなくても頭皮状態を健やかにしておく事がハリやコシのある髪の毛を育てるので、髪に元気がないのなら、頭皮クレンジグでケアしてみてください。
ゴールデンホホバオイルの中でもオーガニック認定済と未認定の製品があり、より安全な物を使いたいなら認定済のホホバオイルを選びましょう。
どのホホバオイルを選べばいいか分からない人のために、口コミの評判が良く有名なオーガニック認定のホホバオイルをいくつか紹介しておきます↓
おすすめ①「ナチュラルオーケストラ」
ナチュラルオーケストラは4つの国際的なオーガニック機関に認定されているので、製品の安全性はとても高く品質も最高級に仕上がっています。
下記の機関にオーガニック認定済↓
- フランス【ECOCERT】
- ヨーロッパ全体で統一【COSMOS】
- アメリカ【USDA】
- オーストラリア【ACO】
ナチュラルオーケストラは利用者の評価が高くSNSやアットコスメでも人気があります。
4つのオーガニック機関に認定されているというのは珍しく、他のホホバオイルだと1つの機関に認定されていればいい方です。
とにかく安全性にこだわって作られているので、1番良いホホバオイルを使いたいならナチュラルオーケストラがおすすめです。
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
おすすめ②「インカオイル」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1385″]インカオイル社のホホバオイルも有名で、安全な製品を使いたい人におすすめなブランドです。
オーガニックにこだわりを持つ会社で、ホホバの実は全て手摘み、収穫する袋もオーガニックの物しか使いません。
購入者の評価は5点満点中「4.5点」と高いですし、国際的オーガニック認定機関(OIA)にも認定されています。
インカオイル社のホホバオイルは「ゴールド」「ライト」「デオドライズド」の3つ種類がありますが、ホホバの栄養を豊富に含んでいるのは「ゴールド」となります。
60mlサイズが2300円前後で購入でき、コスパが良いのも特徴です。
おすすめ③「スパヒノキ」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1387″]美容コスメブランドとして東京に店も構える「スパヒノキ」は、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇るエコサートに認定されているホホバオイルです。
使いやすいプッシュボトル式で、ネットでの口コミ評価も高いです。
知名度はそこまで高くないですが100mlサイズが2000円で購入できるので、安さ重視ならスパヒノキのホホバオイルを選ぶといいでしょう。
まとめ
髪のパサつきやまとまりをよくするのにホホバオイルを使ったヘアケアはおすすめです。
私は長年に渡りホホバオイルを髪に付けていますが、パサつきがなくなりまとまりやすくなりました。
髪の毛のケアだけでなく、スキンケアや体全身の保湿にもホホバオイルが使えるので、1つあると色々使えて重宝しますよ。
まだ試したことがない人は、ぜひ試してみてください。
コメントを残す