子供や赤ちゃんに多い「あせも(汗疹)」ですが、ホホバオイルを使って予防することができます。
軽度の「あせも」なら適切なスキンケアを行えば治まってくるので、ここではホホバオイルを使った汗疹(あせも)対策について詳しくまとめました。
一応先に書いておきますが、「あせも」の症状が酷い場合は早めに皮膚科へ行ってください。ひどくなると「湿疹」や「とびひ」などに進展していくことがあるので、お医者さんに診てもらいましょう。
目次
あせも対策にホホバオイルが効果的な理由
「あせも」のかゆみを和らげてくれる
「あせも」ができると引っ掻きたいくらい痒みを伴うことがあります。
ここで掻いてしまうと「あせも」は治らず酷くなるばかり。さらに細菌などに感染しやすくなるので、掻かない事がとても大切です。
かゆみは保湿を行うことである程度おさまるので、保湿効果の高いホホバオイルを塗ればかゆみが抑えられます。
肌を保湿し汗疹を出来にくくする
あせもの原因は「本来流れ出る汗が皮膚にたまってしまう」ことですが、乾燥肌の人ほど「あせも」になりやすいのを知っていましたか?
肌が乾燥すると角質の配列が乱れるので、角栓ができやすくそれが汗の管につまり「あせも」ができます。特に赤ちゃんは肌が乾燥しやすく「あせも」ができやすいので、毎日しっかりケアしてあげることが大切です。
大人や子供に関しても肌が乾燥しているならホホバオイルによる保湿をしてください。ホホバオイルは皮脂に近い構造のオイルなので、角質層まで浸透しお肌をしっかり保湿してくれます。
「あせかぶれ」とは、皮膚の表面に流れ出た汗が乾燥した皮膚にしみ込み炎症を起こした状態です。肌が乾燥すると角質の配列が乱れ汗が皮膚にしみ込みやすくなるので、ホホバオイルで保湿をすれば「あせかぶれ」の症状も出にくくなります。
新陳代謝を促し肌の状態を整えてくれる
天然のホホバオイルにはビタミンやミネラルなどが含まれており、それらの栄養がお肌の新陳代謝を促すサポートをしてくれます。
肌は一定の周期で古い細胞が新しい細胞に生まれ変わっていますが、新陳代謝(ターンオーバー)が乱れると本来なら垢となって剥がれ落ちる角質が汗の菅につまり、それが「あせも」の原因にも繋がります。
できるだけ正常なお肌の状態を保つのが「あせも」の対策になるので、ホホバオイルでお肌の新陳代謝を促すのはおすすめです。
子供や赤ちゃんにも安心して使える
ホホバオイルは世界一安全なオイルと言われており、海外では人工心臓の潤滑油やアトピーの治療など、医療機関でも使われています。
敏感肌の人はもちろん、肌の弱い赤ちゃんでも使用できるほど安全性が高いので、ベビーマッサージオイルや保湿オイルとしてもすすめられています。
ちなみに新生児期から保湿を行うとアトピーの発症リスクが3割以上低下することが分かっているので、ホホバオイルによる保湿は「あせも」以外の予防にもおすすめです。
ホホバオイルをあせものケアに使う方法
「あせも」ケアにホホバオイルを使う方法は簡単で、肌を清潔にした後に塗るだけです。
特に肌が乾燥気味ならお風呂上りの保湿ケアは入念に行ってください。お風呂に入ると体の油分や水分がなくなり乾燥しやすくなるので、ここでしっかり保湿すると「あせも」もできにくくなります。
あと、汗疹(あせも)の改善・予防法で大切なのが汗を放置しないことなので、汗をかいたらシャワーを浴びる・濡れタオルで拭くなどを心がけてください。吸湿性がいい肌着を着るのも「あせも」対策におすすめです。
赤ちゃんですとオムツを替える時にお尻を拭きますが、その際に肌の油分も取り除いてしまうのでホホバオイルで保湿するといいでしょう。
軽度の汗疹(あせも)ならホホバオイルを使った保湿でも改善していきますが、100%治る保証はありません。ホホバオイルはあくまで化粧品ですので、治療効果がうたわれているわけではないのです。
赤みや痒みがひどくなると「湿疹」や「とびひ」などに進展していくことがあるので、治らないようなら早めに皮膚科に行ってください。
あせも対策にどんなホホバオイルを選べばいい?
ホホバオイルには精製品と未精製品がありますが、「あせも」の対策には未精製のホホバオイルがおすすめです。
未精製のホホバオイルは色が黄金色をしており、別名「ゴールデンホホバオイル」とも呼ばれています。ホホバの実を低温で抽出しているのでビタミンやミネラルが豊富に残り、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進に役立ちます。
また、安全性を第一に考えているメーカーですと外部機関による「オーガニックの認定」もされているので、より安全で天然のホホバオイルを使いたいなら「オーガニック認定」されているかも見て購入してください。
精製されたホホバオイルで有名なのが「無印良品」の物ですが、ホホバに含まれるビタミンやミネラルは失われています。効果は保湿だけですので、お肌の新陳代謝を促すサポートはありません。
※精製されているのでホホバオイルの色が無色透明なのが特徴
また「オーガニック認定」もされていないので、安全性についてもイマイチとなります。天然由来のホホバオイルを探しているなら、無印のような精製品ではなく、未精製のゴールデンホホバオイルを使ってください。
「未精製のゴールデンホホバオイルが良いのは分かったけど、どれを買えばいいか分からない」という人もいると思うので、SNSや口コミでも人気が高いものを3つ載せておきます。
お値段が高いゴールデンホホバオイルもありますが、特徴なども載せているのでそちらを確認しながら選んでみてください↓
おすすめ①「ナチュラルオーケストラ」
ナチュラルオーケストラは4つの国際的なオーガニック機関に認定されているので、製品の安全性はとても高く品質も最高級に仕上がっています。
下記の機関にオーガニック認定済↓
- フランス【ECOCERT】
- ヨーロッパ全体で統一【COSMOS】
- アメリカ【USDA】
- オーストラリア【ACO】
ナチュラルオーケストラは利用者の評価が高くSNSやアットコスメでも人気があります。
4つのオーガニック機関に認定されているというのは珍しく、他のホホバオイルだと1つの機関に認定されていればいい方です。
とにかく安全性にこだわって作られているので、1番良いホホバオイルを使いたいならナチュラルオーケストラがおすすめです。
34mlで2,778円(税別)
※公式サイトのみでの販売
おすすめ②「インカオイル」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1385″]インカオイル社のホホバオイルも有名で、安全な製品を使いたい人におすすめなブランドです。
オーガニックにこだわりを持つ会社で、ホホバの実は全て手摘み、収穫する袋もオーガニックの物しか使いません。
購入者の評価は5点満点中「4.5点」と高いですし、国際的オーガニック認定機関(OIA)にも認定されています。
インカオイル社のホホバオイルは「ゴールド」「ライト」「デオドライズド」の3つ種類がありますが、ホホバの栄養を豊富に含んでいるのは「ゴールド」となります。
60mlサイズが2300円前後で購入でき、コスパが良いのも特徴です。
おすすめ③「スパヒノキ」のホホバオイル
[itemlink post_id=”1387″]美容コスメブランドとして東京に店も構える「スパヒノキ」は、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇るエコサートに認定されているホホバオイルです。
使いやすいプッシュボトル式で、ネットでの口コミ評価も高いです。
知名度はそこまで高くないですが100mlサイズが2000円で購入できるので、安さ重視ならスパヒノキのホホバオイルを選ぶといいでしょう。
まとめ
汗疹(あせも)のケアにホホバオイルはおすすめですが、症状が軽度の場合のみです。赤みや痒みが酷くなると「湿疹」や「とびひ」になる可能性もあるので、早めに皮膚科に行ってください。
「ちょっと汗疹が出てきたけど薬などに頼りたくない」場合に、天然のホホバオイルはおすすめです。
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